Komatsu America Corp（コマツアメリカ）：2019年8月8日
・HD605トラックを搭載したコマツWA900-8ホイールローダー。
・オペレーターは、より快適な作業環境で、シフトごとにより多くのトラックを積むことができます。
イリノイ州Rolling Meadows（ローリングメドウズ）、2019年8月8日･･･世界的な大手重機メーカーであるコマツアメリカは本日、WA900-8の導入を発表しました。256,618ポンド（116,400 kg）のホイールローダーには、EPA Tier 4 Final認定排出ガス規制に準拠したエンジンが装備されており、70〜150トンの運搬トラックを積載するために特別に設計されています。
コマツアメリカの製品マーケティングマネージャーであるRobert Hussey（ロバート・ハッシー）氏は次のように述べています。
「WA900-8は、プロファイルを変更した新しいコマツバケット設計によりバケットの充填量を最大化して生産性を向上させるため、石灰岩ピットに運搬トラックを積み込むのに最適なマシンです。大型のピラーレスキャブは優れた視認性を提供し、電子制御サスペンションシステム（ECSS）を備えた大容量のエアサスペンションシートはスムーズな乗り心地を提供し、長いシフト中もオペレーターの快適性を維持します。」
■生産性と効率
・可変トラクションコントロールシステムとモジュレーションクラッチシステムにより、さまざまな地面の状態に最適な牽引力を提供します。
・コマツSmartLoader Logicは、生産レベルを維持しながら燃料消費を削減するのに役立ちます
・クローズドセンターロードセンシング油圧システムは、アプリケーションの需要に基づいて油圧フローを提供し、燃料を節約し、油圧オイルの温度を下げます
・自動減速機能を備えたスロットルロックは、高い作業機器性能を維持することでサイクルタイムを改善します
■フードの下
・米国EPA Tier 4最終排出ガス規制準拠エンジンSSA12V140E-7は、899hpの正味馬力を出力します（WA900-3E0の856hpから5％増加）。
・デュアルコマツディーゼル粒子フィルター（KDPF）/選択的触媒還元（SCR）システムなし、DEF不要。
・可変ジオメトリターボチャージャー（VGT）により、正確なエンジン制御と迅速な応答が保証されます。
■アクセシビリティとオペレーターの快適さ
・高度なジョイスティックステアリングシステム（AJSS）および電子パイロット制御（EPC）作業機器の制御レバーにより、オペレーターの入力に迅速かつ正確に応答します。
・自動掘削システム、半自動アプローチ、ダンプシステムにより、経験の浅いオペレーターの生産性が向上し、経験のあるオペレーターの疲労を軽減できます。
・専用バックミラー付き高解像度7インチモニター。
・機械の左側と右側の45度の階段、キャブの前と後部のカウンターウェイトにある通路は、機械へのアクセスを容易にします。
■新しい機械技術
・7インチLCDモニターで表示可能なオンボード診断機能を備えた高度な機械監視システム、機械のトラブルシューティングにラップトップは不要。
・KomVision®レーダー障害物検出、専用LCDモニター上の6台のカメラシステムにより、機械の周囲を鳥瞰図で表示し、作業エリアで障害物が検出されると警告音を鳴らし、オペレーターの状況認識を改善します（オプション）。
・強化されたKOMTRAX®Plus。オペレーターIDとサードパーティのテレマティクスシステムとの統合により、機械の健康状態とパフォーマンスを即座にリモート診断します。
・省エネ運用ECOガイダンスは、オペレーターにリアルタイムの推奨事項を提供し、機械の運用効率を改善します。
■信頼性と耐久性
・完全に再設計されたフロントおよびリアフレームとローダーリンケージにより、モデル史上最も耐久性のあるシャーシ。
・新しい標準のブレーキ冷却システムにより、ブレーキオイルの温度が下がり、ブレーキの耐用年数が長くなります。
・エンジンの事前潤滑システムにより、始動前にエンジンの油圧が上昇し、すべてのエンジンコンポーネントの完全な潤滑が確保されます。
■Komatsuについて
Komatsu America Corp.は、建設、フォークリフト、鉱業、産業および林業市場向けの機器、技術、およびサービスの業界をリードするメーカーおよびサプライヤーであるコマツ株式会社の米国子会社です。1世紀近くにわたり、世界中の企業がコマツの機器とサービスを使用して、近代的なインフラストラクチャを開発し、基本的な鉱物を抽出し、森林を維持し、技術と消費者製品を生み出しています。同社のグローバルサービスおよびディストリビューターネットワークは、顧客の運用をサポートし、データとテクノロジーの力を活用して、パフォーマンスを最適化しながら安全性と生産性を高めます。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。