なお、のれん等償却の影響を除くと、営業利益は45億4千7百万円(前年同期比22.1%増加)となり、営業利益率は4.3%となっている。
■経営成績に関する説明
このような状況のもと、三菱ロジスネクストは現中期経営計画「Perfect Integration 2020」の必達に向け、その3年目にあたる2019年度での収益力強化及び事業基盤の構築に引き続き邁進するとしている。
■セグメント業績
<国内事業> 国内事業は、前年同期に物流システムの大型売上があったこと等が影響し、売上高は422億5千7百万円(前年同期比0.4%減少)となった。セグメント利益は、1億1千2百万円(同79.8%減少)となった。
なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は12億9千1百万円(同25.4%減少)となった。
<海外事業> 海外事業は、売上高は627億9千1百万円(前年同期比2.0%減少)となった。セグメント利益は、前年同期の資材費及び輸送費高騰等の影響を価格に転嫁できたため、22億4千1百万円(同130.1%増加)となった。
なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は32億5千6百万円(同63.3%増加)となった。
■2020年3月期見通し
連結業績予想については、2019年7月1日にEquipment Depot, Inc.(旧商号 Pon Material Handling NA, Inc.)の全株式を取得したことに伴い、通期の連結業績予想を修正した。売上高4,900億円(前回予想4,600億円)、営業利益140億円(同150億円)、経常利益130億円(同150億円)、親会社株主に帰属する当期純利益70億円(同90億円)となる見通し。