利益面は、営業利益は4億7千4百万円(同40.9%減)となった。経常利益は6億6百万円(同26.1%減)となり、これらの結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億2千6百万円(同34.4%減)となった。
■セグメントの業績
<日 本> 自動車関連を中心に堅調に推移したことから、売上高(外部売上高)は54億6千万円(前年同期比11.7%増)となったが、セグメント利益は3億8千7百万円(同8.3%減)となった。
<アメリカ地域> 自動車関連からの需要が低調であったことから売上高(外部売上高)は17億2千1百万円(同28.5%減)、セグメント利益は1千9百万円(同85.4%減)となった。
■2020年3月期の見通し
2020年3月期の通期業績予想については、業界の動向、市場環境を踏まえた販売施策等を総合的に勘案し、売上高455億円(前期比1.0%増)、営業利益36億円(同2.5%増)、経常利益37億円(同3.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益28億円(同8.1%減)としており、2019年5月10日に公表値を据え置いている。
日精樹脂工業グループは、長期的な観点からの成長戦略や業績目標を見据え、2026年3月期を最終年度とする「フューチャーデザイン2026」の策定を進めると共に、第64期(2020年3月期)を初年度とする3ヵ年の第三次中期経営計画に基づき、3年後の姿としてグローバル経営を進化させ、グローバルな環境への対応を図り「フューチャーデザイン2026」達成への体制作りを展開していく。