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星光PMC、ベトナムに製紙用薬品を製造販売する現地法人を設立

 星光PMC(本社:東京都中央区)は7月31日、東南アジアにおける製紙用薬品事業の本格的な展開を図るため、ベトナム南部バリアブンタウ省に製紙用薬品を製造販売する、現地法人設立に向け手続きを開始すると発表した。

 近年、ベトナムを始めとするASEAN各国では、経済成長に伴う、段ボール原紙を中心とした紙の需要が拡大しており、それに対応する製紙マシンの新増設も進んでいる。星光PMCは、従前よりASEAN地域への進出を企図しており、今年度からスタートした中期経営計画「New Stage 2021」において、海外における販売網・生産体制の構築・整備を掲げている。ベトナムへの進出は、経営計画遂行の一環。

 工場建設用地としては、ベトナムバリアブンタウ省内のフーミー3特別工業団地を選定しており、最終的な長期土地リース契約締結に向けた手続きを進める。2021年中の工場竣工・稼働を目指し、ベトナムおよび周辺諸国の顧客に乾燥紙力剤を中心とする紙の機能向上に資する製紙用薬品を提供し、地域経済の発展に貢献していく。

 ニュースリリース

 

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