利益面は、営業利益は前年同期を9億79百万円(177%)上回る15億33百万円、経常利益は前年同期を10億59百万円(153%)上回る17億52百万円となった。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を7億14百万円(150%)上回る11億90百万円となった。
■経営成績に関する説明
4~6月期における国内経済は、高水準の企業収益を背景として、雇用・所得環境の改善、設備投資の増加や個人消費の持ち直しなどが見られるが、製造業が外需減少の影響を受けるなど、企業の景気先行きの見方はより慎重なものとなっている。海外経済も米国の保護主義的な通商政策の長期化が与える影響や、中国経済減速の先行き、中東情勢などの地政学的リスクへの懸念などがあり、先行きの不透明感が払拭されない状況にある。
このような環境の中、第1四半期における特装車の販売は、排ガス規制による一時的な需要の高まりにより、レンタル業界、電力業界および通信業界における売上高は前年同期比で増加した。
■2020年3月期の見通し
2020年3月期業績予想については、売上高630億円(前期比1.9%増)、営業利益73億円(同4.3%増)、経常利益75億円(1.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益53億円(同4.1%減)を見込んでおり、2019年4月24日公表値を据え置いている。