・HSEPLのLNG払出能力年産500万トン再ガス化設備
東洋エンジニアリングのインドの現地法人であるToyo Engineering India Pvt Ltd. (Toyo-India)は7月12日、インドのHPCL Shapoorji Energy Pvt. Ltd. (HSEPL)が同国西部グジャラート州チャハラで計画する、LNG払出能力年産500万トン再ガス化設備の新設プロジェクトを受注したと発表した。Toyo-Indiaが設計から工事・試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。プラントの完成は2022年初めを予定している。
HSEPLは、国営大手石油精製会社HPCL(Hindustan Petroleum Corporation Ltd)社とインド建設大手シャプルジ・パロンジ傘下のSP Ports Pvt. Ltd.との間で設立されたLNG受入、貯蔵、再ガス化を行う事業会社。HSEPLは今回建設する払出能力500万トン/年の設備を、将来的には1,000万トン/年に拡張する計画もある。
Toyo-IndiaはToyo-Japanとともに、ペトロネットLNGのダヘジターミナルのフェーズI、その拡張プロジェクトであるフェーズII、フェーズIIIやGSPC LNGのMundraターミナル建設プロジェクトを実施してきた。LNGの需要が増え続け、急速な発展を遂げているインドにおいて、Toyo-IndiaはLNG再ガス化設備建設におけるトップランナーとして、更なる受注に向けた営業を展開していく。
<受注概要>
客先:HPCL Shapoorji Energy Pvt Ltd. (HSEPL)
受注者:Toyo Engineering India Pvt. Ltd.(Toyo-India)
建設地:インド西部 グシャラート州 チャハラ
対象設備:LNG再ガス化設備(払出能力500万トンの新設)
役務内容:設計、機器資材調達、工事、試運転までの一括請負
完成予定:2022年初め