デンソーウェーブ、高速スカラロボット「HSR」シリーズの新バリエーションの受注開始

・食品製造工程における課題に応えるバリエーションを開発

   ㈱デンソーウェーブ（本社：愛知県知多郡阿久比町）は7月2日、食品製造工程の自動化に貢献する高速スカラロボット「HSR」シリーズの2 種類の新バリエーションを開発し、7月9日（火）から受注を開始すると発表した。価格はオープン価格。 　

　農林水産省によると、2016 年における食品産業の欠員率は全産業の1.5 倍(1)であり、他産業よりも急速に欠員率が悪化している。しかし、生産工程のメインとなる搬送などの多くの工程ではまだ人手をかけて作業を行っているのが現状。

　高速スカラロボット「HSR」シリーズは、「速く動き始める」「速く動き続ける」「正確に止まる」という現場が求める基本性能を極限まで追求し「本物の高速性」を実現したロボットです。高速性を追求した結果、従来の部品組立てから食品の製造工程においても小型・省スペースに高速ピッキングシステムを実現。このHSR シリーズにおいて、2種類の新バリエーションを開発した。

　なお、新バリエーションは7月9 日より東京ビッグサイトで開催される展示会「FOOMAJAPAN 2019」にて出展する。

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