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国際協力銀行(JBIC)、中国で堅田電機(滋賀県)が実施するプリント基板事業に融資

 国際協力銀行(JBIC)は6月21日、20日、堅田電機(本社:滋賀県、代表取締役副会長:小林浩司)の中国法人KATATA ELECTRIC (KUNSHAN) CO., LTD.(以下、KEK、中国江蘇省昆山市)との間で、融資金額2,500千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、滋賀銀行等との協調融資によるもの。

 融資案件は、KEKが中国の江蘇省で行うプリント基板の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、工場の増設に充てられるもの。

 堅田電機は、主にエアコン等家電製品等に用いられるプリント基板の製造を行う、1969年設立の中小企業。多くの日系家電メーカーが製造拠点を置く中国にて、2005年に製造拠点としてKEKを設立しており、今次工場の増設により、中国における品質及び生産効率の向上を企図している。融資は、こうした堅田電機の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、中国等の成長市場において、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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