・グローバル市場でのサーボシステム事業拡大
・FAトータルソリューションの提案力強化
■アクリビス・システムズ社への出資の狙い
スマートフォンの小型化・高機能化、電気自動車の普及加速などを背景に、半導体やディスプレイ、リチウムイオン電池などの生産設備には、さらなる高速・高精度化が求められており、特に海外市場ではリニアステージの需要が拡大している。
三菱電機は、次世代産業用オープンネットワーク「CC-Link IE TSN」に対応した汎用ACサーボ「MELSERVO-J5シリーズ」をはじめとする幅広いサーボシステムの製品群を有しており、国内外のさまざまな生産設備で活用されている。
今回、リニアステージの製品群を幅広く保有し、海外市場で高いシェアを持つアクリビス・システムズ社へ出資し、サーボシステムなどのFA製品と組み合わせることで「e-F@ctory(イーファクトリー)(※2)」を推進し、顧客へのFAトータルソリューション提案を強化する。
<アクリビス・システムズ社の概要>
社名:Akribis Systems Pte Ltd
代表者:Leow Yong Peng
所在地:5012 Techplace II Ang Mo Kio Ave 5 #01-05 Singapore 569876
資本金:50万シンガポールドル
設立:2004年8月
従業員数:704名(5月時点)
事業内容:リニアステージおよび関連機器の開発・製造・販売
※2: FA技術とITを活用し、開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減する三菱電機のFA統合ソリューション。