㈱ケーヒン(本社:東京都新宿区)は6月11日、電動車用パワーコントロールユニット(PCU)の生産能力拡大に向け、宮城県村田町に新工場設置用の土地と建屋を取得する契約を締結したと発表した。2019年6月下旬の引き渡し後、工場の改修に着手する。具体的な生産能力や生産開始時期については、詳細が決定次第発表する。
ハイブリッド車や電気自動車をはじめとした電動車の市場がグローバルで急速に拡大していくことが見込まれるなか、ケーヒンはその市場拡大にあわせ電動車用製品の供給体制と製品競争力の強化が必要であると判断。このほど、電動車の中核を担うPCUを生産する宮城製作所が位置する宮城県南部で土地と建屋を取得、PCU生産用の新たな工場を設置することにした。これにより、電動車用PCUのさらなる生産能力の拡大を進めていく。
<取得内容の概要>
敷地面積:69,462㎡