・トヨタとマツダのシートサプライヤーとして最適生産体制構築へ
トヨタ紡織(本社:愛知県刈谷市)とデルタ工業(本社:広島県安芸郡と㈱東洋シート(本社:広島県安芸郡は5月29日、米国における自動車用シート生産の合弁会社設立に合意し、トヨタ紡織の米州地域 統括会社であるトヨタ紡織アメリカと、デルタ工業と東洋シートの米国合弁会社であるAKI USA CORPORATIONが、合弁契約を締結したと発表した。
合弁会社は、米国アラバマ州に設立されたMazda Toyota Manufacturing,U.S.A.,Inc.(※)からの受注活動を推進する中で、各社の保有するシート生産のノウハウやリソーセスを有効活用し、米国における自動車用シートの最適な生産体制を構築し、より競争力のあるシートの生産・販売を目指していく。合弁事業は競争法当局の必要な審査が終了した後に開始する。
※トヨタ自動車株式会社とマツダ株式会社の合弁会社、2021年より完成車生産を行う予定
<新会社の概要>
社名:未定
所在地:米国 アラバマ州
代表者:未定
設立:2019年中(予定)
資本金:60百万USドル(約66.5億円)
出資比率:トヨタ紡織アメリカ 50%、AKI USA 50%
役員構成:トヨタ紡織アメリカ 3名、AKI USA 3名
従業員数:約400人
事業内容:自動車用シートの製造・販売、およびそれらに付随する事業
生産開始:2021年予定