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豊田自動織機、トヨタL&Fが燃料電池フォークリフトのラインアップを拡充

・水素社会実現に向け、1.8t積タイプを今秋より追加発売

 ㈱豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、5月17日、今秋より、1.8t積燃料電池フォークリフト(以下、FCフォークリフト)の販売を開始すると発表した。希望小売価格(標準仕様)は13,400千円。

 豊田自動織機は、2016年11月に、日本で初めてFCフォークリフトの販売を開始し、国・自治体の実証実験を含め、累計で約160台を導入している。これまでは2.5t積タイプ1種類だったが、より小型のFCフォークリフトへの要望に応えるため、環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業※1」を通じて開発に取り組み、1.8t積タイプの発売に至った。

 1.8t積タイプのFCフォークリフトにおいても、稼動時にCO2やNOxなどを排出しない優れた環境性能とわずか3分程で水素燃料充填が完了する高い利便性を備え、災害などの緊急時には非常用電源としても活用できる外部給電機能を標準装備している。また、2.5t積タイプと同様に、環境省・国土交通省連携「水素社会実現に向けた産業車両等における燃料電池化促進事業※2」で導入補助の対象となる予定。

 豊田自動織機は、社会と調和しながら持続的に成長することをめざして、水素の利活用に取り組んでおり、FCフォークリフトの製造・販売に加え、燃料電池を搭載した産業車両の拡充を推進し、水素社会の実現に貢献していく。

※1 将来的な地球温暖化対策の強化につながるCO2排出削減の効果に優れた技術の開発・実証 を主導し、CO2排出量の大幅な削減をめざす取り組み

※2 詳細については環境省ホームページを参照

  http://www.env.go.jp/guide/budget/h30/h30juten2-sesakushu/029.pdf

 詳細は→ ニュースリリース

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