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キトー、ロープホイストRY形を北米で発売、子会社「ハーリントン」ブランド活用

 ㈱キトー(本社:山梨県中巨摩郡)は5月16日、独自に設計・開発したワイヤロープホイスト「キトーロープホイストRY形」を5月より北米市場で発売すると発表した。発売に際し、米国のホイスト専用規格で最高クラスのUL1340を取得、米国市場では認知度の高い子会社「ハーリントン」ブランドで展開する。

 キトーは子会社のハーリントン(米国)、江陰キトー(中国)とともに、3拠点が連携して同製品を生産する体制を構築している。最終組立と出荷の工程は供給地に近いハーリントンに新設した。広い販売網を生かし、シェア拡大を狙う。

 キトーは1932年の創業以来、マテリアル・ハンドリング機器のリーディングカンパニーとして、あらゆる産業の顧客に安全かつ高品質な製品とサービスを届けている。ハーリントンは、1990年にキトーの米国子会社となった。メキシコや南米も含めた米州に広く販売チャネルとサービスネットワークを有し、確固たる地位を築いているとしている。

<主な特長>

・独自のインバータ制御を標準装備(荷の揺れを最小限に抑える)。

・安全性の高いプルロータ式モータブレーキ(高い制動力で荷物を確実に保持する)。

・作業効率向上を追求(無負荷高速機能を搭載。定格の25%までの範囲の荷重では1.5倍速で巻上げや巻下げが可能)。

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