Valmet （バルメット）：2019年5月13日
バルメットは、中国のHarbin Boiler Co.,Ltd.（ハルビン・ボイラー社）にボイラー診断システムを供給すると発表した。この注文は2つのValmet Acoustic Pyrometerシステムから成り、それらはFugu発電所に設置される。受注は、2018年に受注したバルメットの前四半期に含まれていた。システムは2019年第2四半期中に提供される。注文の価値は明らかにされていない。
「このシステムは現在、市場で最も先進的な工業用全負荷温度ツールの1つです。優れた精度で瞬時の空間平均温度を提供し、燃焼のバランスをとることで熱伝達率を向上させます。私たちの顧客はこのソリューションから多くの恩恵を受けることになるでしょう」とバルメットの代理店である北京Maxonicの社長であるYong Guan（ヨン・グァン）氏は述べている。
「昨年、バルメットはハイテク燃焼診断および監視技術の会社であるEnertechnixを買収しました。現在、この製品は当社の自動化ポートフォリオに統合されています。優れた信頼性、伝熱効率、可用性、およびパワーボイラーの安全性のために設計されています」とバルメットのオートメーション事業部エリア・セールス・マネージャー、Andy Zhang（アンディ・チャン）は述べている。
■バルメットの配達に関する情報
バルメットの納入は2つのバルメット音響高温計システムから成る。Valmet Acoustic Pyrometerは非接触測定装置で、ボイラーのあらゆる領域で非常に正確な瞬間ガス温度プロファイルを取得する。Valmet Acoustic Pyrometerの主な用途には、炉内排ガス温度と温度分布測定がある。
■Beijing Maxonic Energy Technologies Co.、Ltd.に関する情報
Maxonicは、石炭火力ボイラー産業や廃棄物エネルギーボイラー産業などの定義された産業のために、台湾を除く中国本土と香港のバルメットアコースティックパイロメータ製品の独占販売代理店。
■Harbin Boiler Co.、Ltd.に関する情報
Harbin Boiler Co.、Ltd.は1954年に設立され、中国のハルビンを拠点としている。それは大型発電設備のための世界最大のメーカーの一つ。Harbin Boiler Co.,Ltd.は、原子力発電設備、発電所の補助設備、大型石油化学設備、環境保護製品などの設計、製造、およびサービスのための中国のトップクラスのサプライヤー。国内のユーティリティボイラーの70％以上がハルビンボイラー社によって製造されている。ボイラーは中国の400以上の発電所に設置され、20以上の国と地域に輸出されている。
■バルメットについて
バルメットは、パルプ、製紙およびエネルギー産業のためのプロセス技術、自動化およびサービスの世界的大手開発者および供給者。同社は同社の顧客に役立つことで世界的なチャンピオンになることを目指している。
バルメットの強力な技術提供には、パルプ工場、ティッシュ、板紙および紙の生産ライン、ならびにバイオエネルギー生産のための発電所が含まれる。同社の高度なサービスと自動化ソリューションは、お客様のプロセスの信頼性と性能を向上させ、原材料とエネルギーの有効利用を促進する。
2018年のバルメットの売上高は約33億ユーロ（約4,059億円・123円計算）。世界中の私たちの13,000人以上の専門家が顧客の近くで働き、毎日 – 顧客のパフォーマンスを前進させることを約束している バルメットの本社はフィンランドのエスポーにあり、その株式はナスダックヘルシンキに上場されている。