スタンレー電気(本社:東京都目黒区)は5月13日、LED製品などを製造する連結子会社である㈱スタンレー鶴岡製作所(スタンレー電気100%出資子会社/山形県鶴岡市)が隣接地に新工場を建設、同社の生産体制の再構築を行うことを決定したと発表した。
近年、二輪、四輪車のヘッドライトのLED化が急激に伸長しており車載エクステリア用LEDの需要は今後も拡大が見込まれている。新設する新工場は、スタンレーグループでこれまで効果を出してきた「生産革新活動」のノウハウを建物の設計段階から取り入れ、付加価値生産性の向上を狙い投資効率を最大限に追求し、スタンレー電気の電子事業の拡大を目指して開発中の深紫外、近紫外、およびハイパワー赤外LED等の生産も担うことを目的とした最先端工場として建設する。
今後、車載、環境、セキュリティ等、LEDの利用拡大が期待される市場に対して、次々と新たな製品を提供し事業の拡大を図っていく。これからもスタンレーグループの生産拠点として、高水準・高品質・低コスト製品を提供し、さらなる得意先満足度の向上に努めていく。
<㈱スタンレー鶴岡製作所新工場概要>
名称:㈱スタンレー鶴岡製作所
所在地:山形県鶴岡市渡前字大坪45
敷地面積:約58,200㎡
工場建屋:約16,600㎡
着工:2019年9月
操業:2021年5月より開始予定
代表者氏名:前田喜行
事業内容:電子部品製造業(LED製品、自動車用ヘッドランプLED光源等)
投資金額:約60億円
従業員数:427名(2019年4月1日現在)