UNACEA (イタリア建設機械協会):2019年4月30日
2019年第1四半期(1~3月)、3,178台の建設機械がイタリア市場で販売され、2018年第1四半期と比較して17%増加した。内訳は、土工機械が、3,058台(+ 17%)と道路機械が120台(+29%)。
「第1四半期のイタリア市場の成長は非常に前向きなシグナルでした。一般的な経済動向については懸念が残っていますが、建設投資の再開が待たれることが、市場のこの前向きな動向を支えることができると期待しています」と統計活動を担当するUNACEA 評議員のAntonio Strati(アントニオ・ストラティ)は述べている。
対外貿易を見ると、1月のイタリアの建設機械輸出は1億8,700万ユーロに達し、2018年1月と比較して1%減少した。内訳は、道路機械(+ 47%)、コンクリート機械(+21%)、タワークレーン(+ 2%)その代わりに、土工機械(-8%)と掘削装置(-18%)はマイナス。また、輸入は減少し、2019年1月には-13%となった。貿易収支の黒字は、前年比6%増の1億2,600万ユーロだった。
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■UNACEA (イタリア建設機械協会)について
2010年に創設され、現在約50のメンバーで構成されているUNACEAは、建設機械業界に関わるすべての企業、機関、組織の貢献に貢献する建設機械のイタリア貿易協会。ウナセアのメンバーには、土木機械、アタッチメント、コンクリート機器、タワークレーン、油圧ショベルなどがある。
UNACEAはイタリアのCECE(欧州建設機械委員会:13カ国・約1,200社、売上高230億ユーロ、直接雇用者13万人)会員。
イタリアの建設機械・設備産業は、2007年以来製造業全体に深刻な困難が及んでいるにもかかわらず、生産量の点でヨーロッパでも最高の産業の1つであり続けている。世界的に有名で評価されているイタリアの製品は、その高い専門性、継続的な技術革新、そしてエレガントなデザインで際立っている。 2014年の売上高は25億ユーロ(約3,125億円・125円計算)を超え、生産量の約7割が輸出されている。このイタリアの産業部門には約200社が参加し、直接6,000人を雇用し、関連産業でさらに3万人の雇用を生み出している。(HPより)