kikai-news.net

米キャタピラー(CAT)、2019年第1四半期の業績を発表-増収増益で過去最高の1株当たり利益を達成

・第1四半期の売上収益は5%増加

 Caterpillar Inc.(キャタピラー社、本社:米国イリノイ州ディアフィールド)は4月24日、2019年第1四半期の売上収益は前年同期比5%増の135億ドル(約1兆5,000億円、2018年第1四半期:129億ドル)、1株当たり利益は同19%増の3.25ドル(同:2.74ドル)だったと発表した。

CAT2019年第1四半期データ 

 2019年第1四半期の1株当たり利益には、米国の税制改革に関連した1億7,800万ドル、1株当たり0.31ドルの個別の税務上の利益が含まれている。2018年第1四半期の1株当たり利益には、1株当たり0.08ドルの事業再編費用が含まれていた。

 2019年第1四半期の機械・エネルギー・運輸部門(ME&T)の営業キャッシュフローは8億60百万ドル。2019年第1四半期に、同社はCaterpillarの普通株式7億51百万ドルを買い戻し、4億94百万ドルの配当を支払った。2019年第1四半期末の企業の現金残高は71億ドルだった。

 キャタピラー会長兼最高経営責任者(CEO)、Jim Umpleby(ジム・アンプルビー)は、次のように述べている。「私たちは、サービスへの投資、提供商品の拡大、そしてオペレーショナルエクセレンスの向上により、収益成長のための戦略を実行しています。」

■2019年の見通し

 同社は、多様な最終市場のファンダメンタルズに確信を持ち続けており、2019年の業績に対する期待は変わっていない。しかし、1株当たり0.31ドルの個別の税務上の利益により、Caterpillarは1株当たり利益の見通しを、以前の見通しの11.75ドル~12.75ドルの範囲と比較して、12.06ドル~13.06ドルの範囲に修正した。

 1億78百万ドル(1株あたり0.31ドル)の第1四半期の個別の税務上の利益は、米国財務省が最近出した最終規制の結果としての米国の税制改革に関連している。この見通しには、年金およびその他の雇用後給付制度の再測定による時価評価損益は含まれていない。これらは、2019年第4四半期の調整後1株当たり利益からその他の個別項目とともに除外される。

 ニュースリリース

 1Q 2019 Earnings Release

 1Q 2019 Quarterly Financial Results

 Quarterly Highlights

 

モバイルバージョンを終了