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JFEエンジニアリング、燕市・弥彦村送配水管整備事業を受注

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)を代表企業とする共同企業体(※1)は4月22日、公募型プロポーザル方式(※2)による審査の結果、燕・弥彦総合事務組合(新潟県燕市)より「燕市・弥彦村送配水管整備事業」を受注したと発表した。

 燕市と弥彦村は、共同浄水場施設再構築事業を進めており、同地域の既設4浄水場の代替として統合浄水場の新設を予定している。今回受注したのは、このうち統合浄水場と既存の配水池や配水管網等を連絡するための送配水管を整備する事業で、合計22kmに及ぶ送配水管の設計・施工を一括して5年半で行う。

 また同事業は、管路DB(※3)として国内最大規模であり、当企業体のパイプライン施工技術と環境や地域に配慮した提案が評価され、最優秀提案者として選定された。

  JFEエンジニアリングは、同事業を通して燕市・弥彦村の浄水場再構築事業の推進に貢献するとともに、全国の水道事業体の進める広域化ならびに水道施設の強靭化に注力していく。

<事業概要>

発注者:燕・弥彦総合事務組合

受注者:JFE・加賀田・氏田・日水コン送配水管整備特定共同企業体

事業名:燕市・弥彦村送配水管整備事業

建設場所:燕市および弥彦村 一円

事業内容:口径250mm×4km(弥彦ルート)

     口径350mm×2km(分水ルート)

     口径500mm×9km(吉田ルート)

     口径700mm×7km(燕ルート)

工期:2019年4月~2024年9月

管路概要図

※1:JFE・加賀田・氏田・日水コン送配水管整備特定共同企業体

   株式会社加賀田組(社長:市村 稿、本社:新潟県新潟市)

   株式会社氏田組(社長:波潟昭義、本社:新潟県燕市)

   株式会社日水コン(社長:間山一典、本社:東京都新宿区)

※2:公募型プロポーザル方式

 設計・施工に係る技術提案を公募し、民間事業者の新技術などを活用、創意工夫や多様な技術提案の審査を行い、最も優れていると認められた事業者を選定する方式。なお、今回の事業は提案書に基づいた設計・施工を一括して発注するDB方式で発注される。

※3:DB方式

 設計=デザイン、施工=ビルドを一括して発注する方式。

 ニュースリリース

 

 

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