Doosan Infracore(斗山インフラコア):2019年4月9日
・斗山、ヨーロッパ(ドイツ)でリモートコントロールソリューションを発表・・・8,500kmの距離からショベルのリモートコントロールを実証
・斗山インフラコアとDoosan Bobcat(斗山ボブキャット)がドイツで開催される世界有数の建設機械見本市であるBauma (バウマ)2019に参加
・業界初、ディーゼルショベルと同じ容量と性能を誇る1トン電気ショベルを発表
斗山インフラコアは、展示会で初めて5Gベースの建設機械用リモコン技術をヨーロッパ市場に紹介しました。それは、ドイツのミュンヘンに設置された5G遠隔制御ステーション(制御センター)から8,500km離れたところに座っている間に、韓国の仁川で油圧ショベルを遠隔制御する方法を示しました。
ミュンヘン見本市では、斗山インフラコアは油圧ショベルに設置されたセンサーから供給される3D情報を使って掘削作業の幅と深さを正確に測定できる3D Machine Guidanceソリューションも発表しました。建設機械を遠隔監視できるテレマティックス技術Doosan CONNECT™。そしてDoosan CAREと呼ばれる統合サービスプログラム。
斗山インフラコアの関係者は、「ビジターは、世界初の商用5Gサービスを開始した韓国の電気通信技術を利用した同社の革新的な建設機械ソリューションに対する熱心な反応を示しました。私たちは、最先端のICTとの融合を含む、重機の自動化および無人技術の進歩を加速することによって、建設機械業界における技術的リーダーとしての地位を固めることになります」と述べています。
斗山インフラコアは、今年の初めに施行された新しいヨーロッパの排出基準(Stage-V *)の要件を満たす油圧ショベルとホイールローダーも多数導入しました。斗山インフラコアは、1トンのコンパクトカーから80トンの超大型ショベル、5輪ローダー、新しいエクステリアデザインのアーティキュレート(関節式)ダンプトラックまで、合計16台の建設機械を発売しました。同社はまた、コンパクトで環境に優しい、高効率のG2エンジンを3種類取り揃えています。
* Stage-V:ディーゼルエンジンによる粒子状物質(PM)の排出を制限するために2019年に施行された欧州連合(EU)の排出基準。 新しい基準を満たすには、以前の基準と比較してPM排出量を40%以上削減する必要があります。
斗山ボブキャットは、5種類の2〜4トンRシリーズ小型ショベル、8種類の小型ローダー、およびポータブルエアコンプレッサーを含む30製品を取り上げました。特に、斗山ボブキャットは、小型建設機械業界で初めて、1トンの電動小型ショベルE10eを出展しました。E10eは、内燃機関を使用せずに、電気モーターのみで駆動する環境に優しい製品です。同クラスのディーゼルエンジンと同じ出力と性能を誇り、1回の充電で最大4時間運転できます。
さらに、斗山ボブキャットは、業界初のグローバルイノベーションプラットフォームであるPlug&Playソリューションを搭載しているため、いつでもリモート制御できるコンパクトローダーを展示しました。同社はまた、VRゴーグルを装着した訪問者が実際に機器を操作することができるVirtual Reality Room(バーチャル・リアリティ・ルーム:仮想現実ルーム)や、訪問者のモバイルデバイスで利用可能になったAugmented Reality Experience(アーグメンテッド・リアリティ・エクスペリエンス:拡張現実感体験)など、実地体験プログラムも多数発表しました。
斗山の関係者は、「ヨーロッパの市内中心部にある作業スペースが限られていることを考えると、トレードショーで多数のゼロテールスイングショベルを紹介しました。欧州市場での事業拡大のための基盤を、新しい環境技術を含む革新的なデジタル技術の採用により継続的にアップグレードしている当社の製品およびソリューションの競争力のある強みと統合していきます」と付け加えています。
画像上:Doosan、ヨーロッパでドイツ – 韓国5Gリモートコントロールソリューションを発表…8,500kmの距離からショベルのリモートコントロールを実証
画像下:Doosan、ヨーロッパでドイツ – 韓国5Gリモートコントロールソリューションを発表…8,500kmの距離からショベルのリモートコントロールを実証
*リリースの内容から「ですます調」で表記しています。