DEUTZ(ドイツ):2019年4月4日
・全電気式E-DEUTZドライブにより、無公害運転が可能
・運転作動音が極めて小さい高性能ゼロエミッションショベル
・ヨーロッパでの市場投入は2021年を予定
KOBELCO Construction Machinery Europe(コベルコ建機ヨーロッパ)は、4月8日から14日までミュンヘンで開催中のBauma2019で初の電動ミニショベル(SK17SR)を発表します。システムインテグレータであるDEUTZ AGは、モジュール式の製品キットを利用して、リチウムイオン電池を含む革新的な駆動システムを1.7トンマシンに供給しています。
このコンセプトは、DEUTZの電化ソリューションと、KOBELCOの都市用途の超高効率建設機械の開発における経験が融合されたものです。その結果、かなりの低騒音とライフサイクルコストの削減を実現した高性能なゼロエミッションショベルが実現しました。 バウマでは、KOBELCOが同社屋外ブース(FN1016)で「電動17SRコンセプトモデル」を実演します。 KOBELCOとDEUTZは、今後2年以内にこのコンセプトモデルを商品準備段階へ移し、2021年にヨーロッパ市場に投入する予定です。
DEUTZの取締役会会長であるFrank Hiller(フランク・ヒラー)氏は、次のように述べています。
「私たちは革新的な運転システムのリーディング企業を目指しています。E-DEUTZ戦略がすでに多くの顧客に認められてきたことを誇りに思います。 コベルコは、未来の電動建設機械のあり方を示しているといえます。」
モジュール式の製品システムのもとで様々な技術を利用し、DEUTZは各顧客に最適な駆動システムを個別に設計しています。これらには、DEUTZが150年以上にわたり牽引してきた燃焼エンジンだけでなく、ハイブリッドおよび全電気駆動装置も含まれています。 電化は現在、DEUTZの開発戦略の重要な要素となっています。
バウマ2019のDEUTZ:ホールA4、ブース327と屋外エリアFN1215 / 1
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。