住友重機械工業は3月28日、グループにおける不適切な検査等に対する再発防止策を発表した。
以下、発表前文。
■当社グループにおける不適切な検査等に対する再発防止策について
当社およびグループ会社において製品・サービスに関し不適切な検査等が行われていたことにつきまして、お客様、エンドユーザー様、株主様、お取引先の皆様をはじめ関係各位に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本年1月24日に公表しました不適切な検査等につきましては、特別調査委員会(以下、「調査委員会」といいます)において原因究明と再発防止策提言の検討を進めてまいりました。
さらに、昨年公表したグループ会社における事案につきましては、既にお客様に各社より事態のご説明を実施しお詫びをするとともに必要な対策を講じ各社再発防止策を取りまとめ実施中ですが、調査委員会においても原因究明、再発防止策について改めて妥当性検証を行い、その結果に基づいて追加すべき再発防止策についても検討を行いました。
なお、昨年公表した事案のうち住友重機械ハイマテックス株式会社につきましては調査委員会による調査を進めていく過程で新たな事案が判明したため、お客様にご説明を実施するとともに原因究明と再発防止策の検討を進めてまいりました。
このたび昨年公表した事案も含めた「『品質管理における不適切行為』に関する特別調査委員会報告書」(以下、「報告書」といいます)が調査委員会より取締役会宛てに提出されました。それを受けて当社では今般再発防止策を策定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、調査報告書については添付資料をご参照ください。
今後も引き続きお客様へのご説明を行いご理解を得るとともに、今般の再発防止策を確実に実施してまいります。
また、当社グループにおけるガバナンスの強化ならびに品質保証体制の改善を図ることによって皆様からの信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります。
詳細は→ ニュースリリース