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JMC、長野県飯田市の鋳造新工場は7月稼働

 ㈱JMC(本社:横浜市)は2月26日、コンセプトセンター(長野県飯田市)に鋳造事業の新工場(第6期棟)建設を発表していたが、工場建設に着手、2019年7月に稼働させると発表した。

 新工場には、JMC初となる砂型3Dプリンター「S-Print(ExOne製)」のほか、コールドボックス中子造型機、低圧鋳造設備の導入を予定しており、より付加価値の高い複雑な形状の製品を短期間で製造することが可能となる。また、第5期棟同様に、鋳造工程の標準化による品質管理と稼働効率の向上、鋳造現場の作業環境の改善を目的として、全館自動空調設備を導入する。

 コンセプトセンター第6期棟では、高難易度化を伴って拡大する試作開発市場の需要に対応し、鋳造事業の生産能力と生産効率の向上を実現するとともに、今後新たに事業展開を計画している砂型造形の受託サービスの準備にも取り組んでいく。

<新工場の概要>

名称:コンセプトセンター第6期棟

住所:長野県飯田市嶋135番地

延床面積:521.5㎡

投資総額:約430百万円(建物250百万円、機械装置180百万円)

資金計画:自己資金及び借入金により充当

主な生産工程:鋳造

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