㈱NTN紀南製作所(本社:和歌山県西牟婁郡上富田町)は、上富田企業団地内に第3工場を増設する。2月13日、和歌山県が3月8日(金)に進出協定を結ぶと発表した。
同社の企業母体であるNTNは1918(大正7年)の創業以来100年以上に亘り、ベアリングの総合メーカーとして、あらゆる産業分野で幅広い事業活動に取り組んでいる。同社は、ベアリング製品の鍛造・旋削加工を中心とした前工程加工を担う事業所として1975(昭和50年)に創業し、同社で生産される製品は、国内外にあるNTNグループの各事業所へ供給され、NTNブランドの優れた品質がもたらす、ゆるぎない信頼に応えている。
今後、自動車等のベアリング需要に対応し、同社が培った鍛造・旋削等における高い技術を活用した高品質の製品を増産するため、大規模な設備を導入し、第3工場を増設することになった。
<進出計画概要>
所在地:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬294-32(上富田企業団地内)
敷地面積:7,486.21㎡(延床面積:4,300㎡)
雇用予定:正社員14名(3年間)
投資額:約20億円(建物・設備)
操業時期:2019年度操業予定
<株式会社NTN紀南製作所の概要>
所在地:西牟婁郡上富田町生馬2504-1
設立:1974(昭和49)年1月
創業年月:1975(昭和50)年4月
代表者:植本清司
資本金:4億5,000万円
売上高:82億1,240万円(2018年3月期)
従業員数:224名(正社員142名、非正社員82名)
業務内容:軸受部品・自動車部品の鍛造及び旋削加工