船外機でトップシェアを誇るヤマハ熊本プロダクツ(本社:熊本県八代市)は、約41億円を投じて本社内で工場と生産設備を増設する。2月7日に熊本県庁で蒲島郁夫知事立ち会いのもと八代市と立地協定を締結した。
これは先進国での船外機需要増に伴い、塗装工場の増設、塗装設備の導入、老朽化した機械の入れ換えを行うことにより、コンパクトかつ高効率な生産ラインの再編成を行う。従業員を新たに15人採用する計画。
調印式で中村博生市長が「本市の産業活性化に大いに貢献いただけるものと期待している」と話すと、ヤマハ熊本プロダクツの松下泰之社長は「今後は船外機の開発機能を備えた、ものづくりの中心拠点として、雇用をはじめ八代の地域へ貢献できるよう努めていきたい」と抱負を述べた。
<新工場概要>
所在地:熊本県八代市新港町
投資額:約41億円
建築面積:約3,300㎡
新規雇用予定:15名
着工予定:2019年2月
操業開始予定:2022年2月