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仏ハウロッテ、2018年売上は実質14%増の約695億円、19年は10%増の可能性

 Haulotte Group(ハウロッテ、本社:フランス・リヨン):2019年2月12日

■2018年第4四半期の活動:2007年以来最高業績

 Haulotte Groupは、前年同期の1億3,650万ユーロに対し、1億4,200万ユーロの連結売上高を記録し、2007年以来第4四半期に最高の業績を上げた。前年同期比で+ 6%増、前四半期比で+ 12%増だった。

■2018年の活動:実質成長率は14%

 依然として活気のある世界的な空中作業プラットフォーム(高所作業車など)市場では、Haulotte Groupは2018年に5億5,590万ユーロ(約695億円・125円計算)の連結売上高を記録し、2017年の4億9,940万ユーロとなり、両期間の実質成長率は+ 14%だった。

 グループの成長は主にヨーロッパ地域(+ 18%)に牽引されており、そこではほとんどの市場が依然として志向性が高く、大手賃貸会社が依然として非常に活発である。

 アジア太平洋地域は、中東で減速が見られたにもかかわらず、中国とオーストラリアでの増収に牽引されて+ 8%の増収で年を終えた。

 北米では、年間を通してプラットフォームの売上が堅調に伸び、連結売上高は+ 6%増加した(+ 13%)。2017年に観察されたラテンアメリカの全市場(アルゼンチンを除く)での回復は2018年まで続き、グループはこの地域で+ 12%の成長を記録することができた。

 機械売上とサービスはそれぞれ+ 16%と+ 5%増加した。アルゼンチンの状況によりレンタル活動は-7%減少した。

■2019年の見通し:約10%の売上成長は可能

 2018年の事業成長は、グループが現在の営業利益の水準を維持するというその目的を達成することを可能にするには不十分である。顧客戦略と地域ミックスの不利な影響に加えて、新しい戦略計画の実施によって発生した原材料価格と固定費の増加は、販売数量の好調な業績によって相殺されなかった。ただし、2019年には設備構成の改善と販売価格環境の改善が見込まれる。

 現在の受注水準は2007年以来最高水準であり、引き続き好調な商業活動により、グループは2019年に約10%の売上成長を記録することが可能になるはず。

■これから起きる出来事:2018年決算説明会:2019年3月12日

 ニュースリリース

*2018年業績詳細は、3月12日に公表される予定のため、営業利益及び地域別売上は、2018年上期段階での数値を当てています。

 

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