AEM(Association of Equipment Manufacturers):2019年2月12日
AEM(米国機械製造業協会)の最新のデータによると、2019年1月には、米国の自走コンバインと四輪駆動トラクターの販売と米国の二輪駆動トラクターの販売台数が前年同期比で増加した。
1月の米国の四輪駆動トラクターの販売台数は前年同月比38.2%増、米国の1月の自走式コンバインの販売台数は同14.5%増となった。1月の米国における2輪駆動トラクターの販売台数は、同4.9%増だった。40HP以下の 2輪駆動トラクターが同13.3%増、40〜100HPのトラクターが同6.8%減、100台HP以上のトラクターが同3.5%減だった。
カナダでは、1月の四輪駆動トラクターの販売台数はプラス(7.8%増)で、自走コンバインの販売台数は31.1%増だった。しかし、1月の2輪駆動トラクターのカナダでの販売台数はすべてのサイズカテゴリーで減少した(40 HP未満で14.6%、40-100 HPで26.0%、100以上のHPで24.1%)。
「米国の販売については、1月の数字は年末と同様のパターンをたどっているようだ。全体的に農場経済が弱いにもかかわらず、総じて好調なデータが続いている。カナダの場合、1ヵ月では傾向が見られないが注目に値する。我々は依然として、市場の不確実性が継続しており、それが農民の事業計画に与える影響について懸念している。」とAGサービス担当AEM上級副社長のCurt Blades(カート・ブレード)氏は述べている。
「我々は、成長促進貿易政策を支持し、報復関税を廃止することを約束し続けている。米国の農業経済を堅調に維持するために、我々はまた、2018年農業法案の迅速な実施を強く求めている。農村部のブロードバンドカバレッジの拡大、および再生可能燃料基準に基づくE-15の年間販売は、今後数カ月間に農家にある程度の安定性を提供するのに役立ちます」とブレード氏は付け加えた。
*完全なレポートは、Ag Tractor and Combine Reportsの下のAEM WebサイトのMarket Dataセクションにあります。
■AEMについて
AEMは北米を本拠とする国際的な貿易グループで、世界中の農業および建設関連産業分野に1,000社以上の企業と200社以上の製品ラインを展開している。機械製造業界は、米国で130万人、カナダで149,000人の雇用を支援している。機械メーカーはまた、米国とカナダの経済に合わせて1,880億ドルを拠出している。AEMは2019年に創立125周年を迎える。