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日本医療研究開発機構、「介護ロボットの活用に向けた人材育成のためのシンポジウム」を開催

 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、平成30年度「ロボット介護機器開発・標準化事業」の普及展開活動における広報活動の一環として、3月13日(水)に「介護ロボットの活用に向けた人材育成のためのシンポジウム」を開催する。経済産業省と厚生労働省が共催する。以下は、案内文。

『介護ロボットの活用に向けた人材育成のためのシンポジウム』

【開催趣旨】

 平成29年度に見直しが行われた介護福祉士養成課程の新カリキュラムでは、介護ロボットを含め福祉用具を活用する意義やその目的の理解が含まれるなど、教育現場でも介護ロボットが着目されております。

 そこで、新カリキュラムについて、介護福祉士養成施設のみならず介護ロボットメーカへの新カリキュラムの認知度を高めると共に、介護ロボットの導入事例などについて養成施設の講義等に役立てていただくことを目的に本シンポジウムを開催する運びとなりました。

 シンポジウムでは、①養成施設における介護ロボット導入事例紹介、②メーカによる開発コンセプトや経緯等紹介、③メーカ・養成施設・介護施設の3者で将来の介護現場の在り方やそれを実現するための教育カリキュラムの在り方に関するパネルディスカッション、④介護ロボットの体験会等を実施いたします。

 これらを通じ、ニーズを有する介護現場・教育現場と技術シーズを有するロボットメーカとの議論をさらに活性化させ、介護ロボットの導入普及につなげることができれば幸いです。

【開催要領】

〇日 時: 2019年3月13日(水)

フォーラム会場 13 : 00 – 16 : 10 展示会場 13 : 00 – 17 : 00

〇会 場: ベルサール六本木グランドコンファレンスセンター

(東京都港区六本木3-2-1 六本木グランドタワー9階)

〇主 催: 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、経済産業省、厚生労働省

〇後 援: テクノエイド協会

〇事務局:(一社)日本ロボット工業会

〇入場料: 無料(フォーラム会場定員300名)

〇対象者: 介護福祉士養成施設(学生含む)、介護施設、介護ロボットメーカ 等

【プログラム】

1.講演・パネルディスカッション【フォーラム会場】

13:00~13:05 開会挨拶

13:05~13:20 『これからの介護福祉士養成教育におけるICTや介護ロボットの活用』

厚生労働省 社会援護局 福祉人材確保対策室 専門官 伊藤 優子 氏

13:20~13:40 『ロボットから学ぶ介護の専門性』

聖隷クリストファー大学 助教 井川 淳史 氏

13:40~14:00 『大阪人間科学大学における介護ロボットを用いた授業に関する取組』

大阪人間科学大学 准教授 時本 ゆかり 氏

14:00~14:20 『介護ロボットと介護の未来』

サイバーダイン株式会社 営業部門 小笹 恵美 氏

14:20~14:40 『シルエット見守りセンサの開発コンセプトと事例紹介』

キング通信工業株式会社 吉村 真人 氏

<特別講演>

14:50~15:20 『介護現場とロボティクス ~先端技術の利活用で笑顔あふれる介護を実現する~』

大阪工業大学 教授 本田 幸夫 氏

<パネルディスカッション>

15:30~16:10 『将来の介護現場の在り方や介護ロボットを用いた教育の在り方』

パネリスト: 聖隷クリストファー大学 井川 淳史 氏、善光会 宮本 隆史氏、サイバーダイン株式会社 小笹 恵美 氏

モデレータ: 産総研 ロボットイノベーション研究センターセンター長 比留川 博久 氏

2.介護ロボット体験会・ポスターセッション【展示会場】

13:00~17:00 ・介護ロボットの体験会(介護ロボットメーカー 16社)

・ロボット活用のアイデア提案に関するポスターセッション

(厚労省事業参加学生 12団体)

・ロボット介護機器開発ガイドブックほかの紹介

(ロボット介護機器開発・標準化事業 基準策定コンソーシアム)

【お申込み ・ お問合せ】

※フォーラム会場と展示会場はお申し込みが別になります。両プログラムにご参加の方

は、大変お手数ですが下記2会場のお申し込みを別々にお願いいたします。

□講演・パネルディスカッション プログラム

 申込 URL:https://krs.bz/amed/m?f=608

 

 

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