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古河機械金属、18年4~12月期の機械売上は7.3%増の567億円

 古河機械金属が2月8日に発表した2019年3月期第3四半期(2018年4~12月)連結業績によると、産業機械、ロックドリルおよびユニックの機械事業の合計売上高は、567億15百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は、42億99百万円(同24.7%増)となった。

古河機械金属(機械事業)の2019年3月期第3四半期データ

 産業機械部門の売上高は、117億5百万円(前年同期比17.6%増)、営業利益は、7億93百万円(同363.7%増)となった。破砕機やスクリーンなどのマテリアル機械やポンププラントのほか、大型プロジェクト案件では、東京外環自動車道工事向けベルトコンベヤ、小名浜港湾国際バルクターミナル向け荷役設備のほか、特定廃棄物セメント固型化処理設備(福島県双葉郡楢葉町)について出来高に対応した売上高を計上し、増収となった。

 ロックドリル部門の売上高は、232億42百万円(同3.9%増)営業利益は、14億1百万円(同1.5%減)となった。国内向けは、堅調な建設設備投資を背景に、油圧ブレーカや油圧圧砕機の出荷が増加し、また、北海道整備新幹線、熊本地震復旧・復興工事向けなどトンネルドリルジャンボも順調な出荷となり、増収となった。海外向けは、主として北米市場において、油圧ブレーカ、油圧クローラドリルの出荷が増加し、増収となった。

 ユニック部門の売上高は、217億67百万円(同6.1%増)、営業利益は、21億4百万円(同13.5%増)となった。国内向けは、移動式クレーン構造規格の一部改正に伴う駆け込み需要により、主力製品であるユニッククレーンの出荷が増加したほか、ユニックキャリアの出荷も好調で、増収となった。海外向けは、主として、中国におけるユニッククレーンと、欧州向けミニ・クローラクレーンの出荷が好調で、増収となった。

 古河機械金属の2019年3月期第3四半期決算短信

 

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