産業機械部門の売上高は、117億5百万円(前年同期比17.6%増)、営業利益は、7億93百万円(同363.7%増)となった。破砕機やスクリーンなどのマテリアル機械やポンププラントのほか、大型プロジェクト案件では、東京外環自動車道工事向けベルトコンベヤ、小名浜港湾国際バルクターミナル向け荷役設備のほか、特定廃棄物セメント固型化処理設備(福島県双葉郡楢葉町)について出来高に対応した売上高を計上し、増収となった。
ユニック部門の売上高は、217億67百万円(同6.1%増)、営業利益は、21億4百万円(同13.5%増)となった。国内向けは、移動式クレーン構造規格の一部改正に伴う駆け込み需要により、主力製品であるユニッククレーンの出荷が増加したほか、ユニックキャリアの出荷も好調で、増収となった。海外向けは、主として、中国におけるユニッククレーンと、欧州向けミニ・クローラクレーンの出荷が好調で、増収となった。