それによると、10~12月の建設機械新車販売台数は、前年同期比31.6%増の3,642台(17年同期:2,767台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルの前年同期比36.2%増の1,174台(同:862台)、バックホーローダ―は同36.1%増の919台(同:675台)となった。
Andrey Komov(アンドレイ・コモフ)AEB・CEC委員長(Volvo CEロシア・マネージングディレクター)は次のように述べている。
「2018年の市場成長率は31%で、私たちの予想をわずかに上回りました。もちろん、これは朗報です。市場規模を最大5年間と比較すると、それほど明るくはありません。2018年の市場規模は2013年の76%の水準です。過去5年間でロシアルーブルの平均機械価格は2倍以上に上昇しました。そしてこれは国内通貨の切り下げだけによるものではありません。
2018年に建設機械の処分料として数十億ルーブルが予算に支払われました。政府によって設定されたローカライゼーション要件を満たすことが不可能であるという事実のために製造業者が処分料金を助成することができないので、これは顧客にとって余分な負担であります。
2019年に関しては・・・計画されたインフラ開発プロジェクトの実施がマイナスの外的要因にもかかわらず市場をさらに後押しすることを非常に願っています。私たちは、産業貿易省による法令の見直しへのイニシアチブを非常に心配しています。ロシアで働く国際企業を含む幅広い産業専門家が、建設機械の長期的な産業戦略の策定に関わることを願っています。」
■CECは、2008年2月にAEBによって作られた。現在、CECはロシア市場の80%の道路建設会社および特殊機械会社の利益を代表している。建設機械小売売上データは、以下の機械製造業者と輸入業者で構成されている。
Кранекс, РМ-Терекс, Четра, Эксмаш*,Bell Equipment, Bobcat, Caterpillar, CNH, John Deere, Doosan, Dressta*, Hidromek**, Hitachi, Hyundai, JCB, Komatsu, Liebherr, Volvo.
* Эксмаш, Dressta – data starting from 2017
** Hidromek – data starting from 2018