㈱ジェイテクトは2月5日、多様化・高度化が進む研究課題に対して、より高度なイノベーションを創発するため、東刈谷事業場内の一部を改装し、新たな研究開発拠点を開設したと発表した。研究分野の創造性向上と働き方改革を目指し、革新的なモノづくりと人材育成に努めていく。
2017年、研究開発本部の組織改正を受け、より一層の知的創造を目指すために、既存事業場から切り離した研究施設の設立が模索されていた。そこで、東刈谷事業場の一部を既存事業の先進領域の強化と新規事業の創発のために有効活用可能と考え、2018年2月よりフロアの改装に着手した。
この新たな研究開発拠点の開設によって、働き方改革の考えを取り入れた活力ある職場環境づくりと、デザイン思考に基づく発想、試作、評価検証をアジャイル開発中心に、ジェイテクトの研究部門の強化を図ることにより、独創的な知的創造を推進する。
<施設概要>
名称:JTEKT R&D INNOVATION CENTER Kariya
所在地:東刈谷事業場(愛知県刈谷市野田町北地蔵山1丁目7番地) 1A棟2階
特長:「見えて、つながる」「交わり、つながる」「動いて、つながる」「他拠点と、つながる」のコンセプトのもと、東刈谷事業場で働く研究メンバーの意見を反映したフロアデザイン。