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不二越、超小型コンパクトロボット「MZ01」を市場投入、年間3,000台見込む

 ㈱不二越は1月31日、超小型コンパクトロボット「MZ01」を市場投入すると発表した。とくにワーク質量100g程度の小型部品を多く扱う電機・電子・EMS分野の顧客における設備の省スペース化ニーズを取り込んで、さらなるマーケットシェア拡大を進める。価格はオープン価格で、販売目標は年間3,000台。

 世界的な労働人口の減少と人件費の高騰により、ものづくりの現場では、人手不足の解消や、生産性向上などを目的として、ロボット導入による自動化のとり組みが本格化している。とくに、電機・電子・EMS分野ではその動きが顕著で、小型ロボットの需要が急速に拡大している。

 不二越は、2013年に世界最速・軽量コンパクトロボット「MZ07」を市場投入し、小型ロボット市場へ本格参入。以降、「MZシリーズ」のラインナップ拡充と、ウイングスライサー型ロボット「EZシリーズ」の市場投入など、小型ロボットの品揃えを充実させてきた。その結果、世界の産業機械、電機・電子・EMS分野など幅広い業種において高い評価を獲得し、マーケットシェアが拡大している。

 不二越では、今後も、顧客のあらゆる工程で、ナチのロボットが活用されることを狙いに、MZシリーズを1kg可搬から25kg可搬まで拡充し、スカラタイプを含めた小型ロボットのラインナップを広げていく。さらに、小型ロボットに加え、協働ロボットCZシリーズを組み込んだシステムも提供していくことで、顧客のあらゆるFA化に貢献する。

 ニュースリリース

 

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