・積層セラミックコンデンサの需要増に対応、2020年4月竣工予定
新潟太陽誘電は、最先端の大容量積層セラミックコンデンサの生産拠点として2007年に設立。ハイエンド商品や高信頼性商品を中心に生産体制の拡充を続け、2018年には3号棟を建設した。今後も、電装化・電子制御化が進展する自動車向け、さらに5G(第5世代移動体通信)の到来を目前にしてICTインフラを支える産業機器向けなどにおいて、積層セラミックコンデンサの需要は拡大し続けていくことが見込まれる。
太陽誘電は、中期的な成長戦略に基づき、将来のさらなる需要拡大に対応できる生産体制構築の一環として、新潟太陽誘電において4号棟の建設を決定した。
今後も、エレクトロニクス機器の進化を支える電子部品を開発するとともに、顧客へのタイムリーな供給を目指していく。
<太陽誘電4号棟の概要>
延床面積:約32,000㎡
建築面積:約17,000㎡
着工:2019年6月
竣工:2020年4月
投資予定額:約150億円
<新潟太陽誘電株式会社の概要>
商号:新潟太陽誘電株式会社
本社:新潟県上越市頸城(くびき)区上吉(かみよし)197番地8
代表:代表取締役社長 山田 英夫
設立:2007年1月30日
資本金:10億円(2018年3月31日現在)
事業内容:大容量積層セラミックコンデンサの生産
敷地面積:約155,000m2
従業員数:608名(2018年3月31日現在)
<太陽誘電株式会社の概要>
商号:太陽誘電株式会社
本社:東京都中央区京橋2丁目7番19号京橋イーストビル
代表:代表取締役社長 登坂 正一
設立:1950年3月23日
資本金:235億円(2018年3月31日現在)
売上高:2,441億円(2018年3月期/連結)
事業内容:各種電子部品の開発・製造・販売 他
生産品目:セラミックコンデンサ、インダクタ、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、モジュール、エネルギーデバイス 他
従業員数:19,011名(2018年3月31日現在/連結)