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三井E&Sマシナリー、エクアドルからクレーン24基受注

 ㈱三井E&Sマシナリーは1月28日、トルコのYilport Holding Inc.(以下、Yilport)よりエクアドルのボリバル港向け三井パセコポーテーナ(岸壁用ガントリークレーン)6基と電動式三井パセコトランステーナ(ヤード用トランスファークレーン)18基を受注したと発表した。

 Yilportは石炭、鉄鉱石、肥料等の輸出入、海運業等を手掛けるYildirim Holding Inc. の100%子会社。Yilportはトルコ国内にコンテナターミナルを2つ持ち、既に三井E&Sマシナリーはポーテーナ®11基とトランステーナ®24基を納入済みだが、トルコだけにとどまらず、世界8カ国・20ターミナルの運営も行っている。

 今回受注したのは、100%出資する現地法人Yilport Terminal Operations SA経由で50年にわたるボリバル港の運営権をエクアドル政府から獲得しており、今後5段階に分けて投資を行っていく予定のターミナル向けの第1段階向けのクレーン。ボリバル港は、エクアドル南部の太平洋に面した港湾であり、現在でもバナナの輸出が盛んな港であるが、今回の投資により今後大いなる発展が望めるターミナル。

 最初に納める三井パセコポーテーナはコンテナ22列に対応し、14,000TEU船の荷役が可能であり、その次に納めるクレーンはコンテナ24列対応で、20,000TEU船に対応できる大きさであり、三井E&Sマシナリー最大規模のクレーン。トランステーナは1 over 6(6段積み)に加え、同ヤードに適した7列(シャーシレーン除く)の蔵置幅を持ち、直進走行性能の高い16輪を採用している。また、ポーテーナと同様に地上からの受電が可能な集電装置を搭載した環境対応クレーン。

 今回の受注は、ポーテーナについては三井E&Sマシナリーにとって南米において初めての三井パセコポーテーナ®の受注となりる(トランステーナ®はアルゼンチン向けに実績あり)。今後も今回の実績をもとに南米においての事業展開を拡大していくことを目指していく。

 ニュースリリース

 

 

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