IFR(The International Federation of Robotics:国際ロボット連盟):2019年1月22日
■インドの自動車産業が拡大を発表
「自動車業界は、インドでのロボット設置の増加の主な原動力であり続けるでしょう。生産能力の拡大を目指して、国内外の自動車メーカーから数多くの新しいプロジェクトが発表されています。さらに、OEMはますます自動車部品の現地供給を要求しています」と国際ロボット連盟の会長、津田純嗣氏は述べています。
■一般産業が追いついている
一般産業が自動車産業に追いついているという明確な兆候は、ゴム・プラスチック産業、金属産業、電気・電子産業の産業用ロボットの販売台数が2017年に46%増加したことで確認できます。
IFR会長の津田純嗣氏は、次のように述べています。 「そのため、2018年から2021年の間に、ロボットの売り上げは急成長を遂げると予測されています。」
■インドのロボットのサクセスストーリーは2009年に始まりました – ロボット密度はまだ低いです
インドはアジアの新興市場の中で最も成長が著しい経済のひとつです。2009年以来、ロボットの設置数は急増しています。2017年、インドは、タイとスペインに続き、世界の年間供給量で第14位にランクされました。事業在庫については、インドはカナダ、スペイン、シンガポールに続いて13位となりました。
インドの自動化の可能性はかなり低いロボット密度で示されています。自動車産業の従業員1万人当たりの産業用ロボット85台はインドネシアの密度(378台)の4分の1以下で、中国(505台)からはほど遠いです 。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。