この規模の需要は、2011年と2007年に見られる過去の最高値と同等。2018年に達成された量は現在のサイクルのピークを表すと予想されるが、2019年の建設機械販売は昨年に近いレベルのままであると予測される。
Off-Highway Research担当マネージングディレクターのChris Sleight(クリス・スレイト)は、次のように述べている。
「2年間の堅調で、ほぼ同期の取れた成長の後、世界の主要建設機械市場の絵は今やさらに複雑になっています。2019年にはいくつかの主要市場で緩やかな下落が見込まれますが、下落は急なものとは予想されず、他の地域での継続的な成長によって一部相殺されるでしょう。 その結果、販売台数は中期的に年間90万台以上を維持し、その価値は1,000億米ドル(877億ユーロ)です。」
■Off-Highway Researchについて
Off-Highway Researchは、KHLグループのスペシャリストマーケットインテリジェンス部門。1981年にThe Economist Intelligence Unit(EIU)の一環として設立されたOff-Highway Researchは、国際建設および農業機器市場の調査と分析を専門とする経営コンサルタント会社であり、世界最大の規模を誇っている。
Off-Highway Researchは、建設、土木、鉱業、産業および農業機器業界に独自の国際的な研究専門知識を提供する。イギリス、中国、インド、アメリカ、そして日本のオフィスが提供するこのスペシャリストの能力は、購読サービスとプライベートクライアントリサーチの組み合わせを通して利用可能。同社は、幅広い業界、言語、コンサルタントのスキルを持つ業界スペシャリストによって構成されており、独自の情報データベースによってサポートされている。2015年からKHL Group の一員となった。