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日立造船、ニチゾウテックとスラリー21を経営統合-シナジー追求でグループ力強化

 日立造船は1月15日、100%子会社である㈱ニチゾウテック(大阪市大正区、以下NTI)とスラリー21(大阪市西区、以下SL21)について、NTIを存続会社、SL21を消滅会社とする吸収合併を行い、4月1日付で経営統合すると発表した。

 NTIは、各種構造物の非破壊検査・計測・診断などの技術コンサルティング事業や各種プラント・産業機械設備の設計・製作・据付などのエンジニアリング事業、各種プラント機器・産業機械設備の保守・点検・整備などのメンテナンス事業に強みを持ち、SL21は、漁港・水産加工場を中心に製氷システムを販売するスラリーアイスプラントの国内トップメーカー。

 両社の合併は、製氷システム事業のプランニングからアフターメンテナンスまでをワンストップで提供でき、NTIの組織力を活かした営業展開や両社の有資格者・技術者人材の有効活用、一体運営による事業推進力の強化などにより、相互補完による多面的なシナジー創出を通じて事業の持続的な成長を図るもの。

 ニュースリリース

 

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