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島津製作所、川崎市に計測事業の新拠点を新設

・羽田空港に近い好立地でオープンイノベーションを加速

 ㈱島津製作所は1月15日、2020年12月にライフサイエンス・環境分野の新産業を創出するオープンイノベーション拠点「キング スカイフロント」(川崎市川崎区殿町地区)(※)に、分析応用技術の開発や顧客へSolutionを提供する拠点「Shimadzu Tokyo Innovation Plaza(仮称)」(画像:完成予想図)を新設すると発表した。昨年末から現地で整地作業が始まっており、今月中にも着工の運びとなる。

 川崎市が開発を進める「キング スカイフロント」は、世界的な成長が見込まれる健康・医療・福祉、環境分野を中心に、世界最高水準の研究開発から新産業創出を目指す地域。既に70近い企業や国立研究機関、大学などが同エリアへの進出および進出を表明している。24時間運営の国際空港となった羽田空港の多摩川対岸「川崎区殿町地区」にあり、同空港から車で10分。

 島津製作所では、基礎的な研究を「基盤技術研究所」(京都府精華町)が担い、ヘルスケア領域の製品開発を目的にした新開発棟「ヘルスケアR&Dセンター」が本社・三条工場内で今年2月に完成する予定。「Shimadzu Tokyo Innovation Plaza」は好立地を生かして、国内外の顧客や近隣の研究機関とともに、先端分析手法の開発およびSolutionの提供、共同研究推進、さらには国際的な学会や学術会議、セミナーを招聘して、新たな知の創造・交流空間を目指していく。

※「キング(King)」は、「Kawasaki INnovation Gateway」の頭文字と「殿町」の地名に由来している。「スカイフロント(SkyFront)」は、羽田空港の目の前という立地や、このエリアが世界につながっていることを表している。

<新拠点の概要>

名称:「Shimadzu Tokyo Innovation Plaza(仮称)」

建設場所:神奈川県川崎市川崎区殿町地区

建物:地上4階(賃貸)

延床面積:9,549㎡

建設予定:2019年1月着工、2020年12月完成予定(2021年4月開所予定)

 ニュースリリース

 

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