メカラック英国、バックホーローダーの2018年販売は34％増の高い伸び

　Mecalac Construction Equipment UK Ltd（メカラック建設機械英国、本社：Coventry）は、2018年における英国のバックホーローダー販売台数は34％増となり、輸出販売も増加したとKHLが1月７日に報じた。この成長は英国の全体的なバックホー市場成長をはるかに超えているとされている。

　記事によると、この増加は「国内インフラストラクチャプロジェクトの強力なパイプライン化により、レンタル用のモバイル掘削装置に対する市場の需要が高まっている」という。Mecalac 英国の販売・マーケティングディレクターであるPaul Macpherson（ポール・マクファーソン）は、今後数カ月間は英国で成長が続くことを示し、そして有望な長期的展望があることを示している。

　「Mecalacでは、特にバックホーローダーの販売の状況において、この影響に気付いた。 世界市場の低迷を背景とした輸出売上高の増加が当社の製品ポートフォリオの適合性を浮き彫りにしている一方で、前年比で34％を超える増加はかなりの成功です」とマクファーソン氏。

　2016年末に英国Coventry（コヴェントリー）でTerexの建設機械事業と工場を買収して以来、フランスの会社（Mecalac）はバックホー、さらには現場のダンパーや締固め装置を製造販売してきた。Mecalacはその製品ラインナップをさらに拡大するとしており、今年は製品のアップデートや技術の追加が数多く行われている。

　なお、同社のバックホーのラインナップはTLB 870、TLB 890、そして最先端のTLB 990からなる。