TOTOのセラミック事業の主力製品である「静電チャック」は半導体製造装置のキーパーツであり、近年の半導体メモリ進化に伴い、今後さらなる需要の拡大が見込まれている。こうした市場の旺盛な需要にタイムリーに対応することを目的とし、新工場棟を建設するもの。
TOTOのセラミック事業は「オンリーワン技術を進化させ、TOTOならではの価値をお客様に提供する」ことを目指している。2018年度から始まった中期経営計画「TOTO WILL2022」では、2022年度に売上370億円、営業利益80億円を目指し、その業績を順調に伸ばしている。
<建設計画の概要>
名称:TOTOファインセラミックス本社・中津工場 第4棟(仮称)
所在地:大分県中津市大字田尻崎10番(TOTOファインセラミックス本社・中津工場)
投資金額:約118億円(設備含む)
生産品目:セラミックス製品・静電チャック
敷地面積:5,813㎡
延床面積:21,899㎡
階数:4階
構造:鉄骨造
着工:2019年1月
竣工予定:2019年12月
稼働予定:2020年10月