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鍛圧機械、2019暦年受注は前年比4.9%減の3,660億円と予想

 日本鍛圧機械工業会:2018年12月17日発表

概 況:2019暦年の受注予想は3,660億円、前年比4.9%減と予想。国内の設備投資は、経済政策、オリンピック等の大型イベントにより堅調に推移すると予想。しかし海外は、米中の貿易摩擦等の影響による需要減が懸念される。

 国内は自動車のEV化に伴う生産設備の更新需要拡大、電機も含めた研究・開発の協業体制の再構築の本格化、更にIoTを駆使した自動化・効率化による戦略的設備投資の裾野が広がると予想。

 海外は米中の貿易摩擦の長期化、英国のEU離脱、独・仏・伊の政治・経済の混乱による経済政策の不透明感による需要減を懸念。イント、東南アジアが堅調推移しても欧米、中国の需要減を補完するには至らない。

機種別

 プレス系は1,710億円、前年比5.0%減と予想。国内はEV化対応及びIoTを含めた自動化・効率化投資への更新需要が堅調に推移すると期待。海外は北米・中国・東南アジア・インドの自動車関連大型設備投資に期待。

 板金系は1,150億円、前年比5.0%減と予想。国内は、社会インフラ及びオリンピック関連による内需は底堅い。海外は欧米、インドが堅調で、インドネシア、ベトナム、ブラジルに期待。サービスは800億円、前年比4.8%減と見る。

国 内

 国内は1,810億円、前年並みを維持と予想。国内設備投資は、EV、IoT・AI・ロボット関連、工作機械、建設機械業界及び自動車関連業界も堅調。オリンピックに続き大阪万博、インフラ再整備など継続的な需要に期待。

輸 出

 輸出は1,050億円で前年比12.5%減。米中の貿易摩擦、EUの政治・経済混乱の影響が大きい。EV関連に始まる自動車設備投資更新に伴う大型設備投資及びインド、東南アジア等の家電、農業機械に期待。

 ニュースリリース

 

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