・国内初の一般海域における洋上ウインドファーム事業開始
同計画は、富山県下新川郡入善町沖に2,000kW級風車を4基設置するもので、発電した電力は全量「再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)」を活用して北陸電力に売電する計画。
計画にあたっては、MESEが独自に開発した「小規模着床式洋上風力発電所」の施工方法を採用し、VJとMESEが共同で候補地を調査。このほど事前調査において気象、海象等の物理的条件が良好であると判断できるとともに、地元の理解を得て共存・共栄が可能であるこの地で事業を推進することにした。
VJは風力発電を中心に再生可能エネルギー事業の開発・運営を行うため、羽後設備、㈱市民風力発電、㈱北都銀行をはじめとしたフィデアグループなどが企画・設立した事業会社。すでに、秋田県内において4カ所8基の風力発電施設の開発に関わり、3カ所27基を建設中または開発中(2018年12月19日現在)。
VJとMESEは今後、洋上ウインドファーム事業の先駆けとなるべく、入善町で風力発電事業を行うなかで、地元漁業との共生を図りながら町の持続的な発展に寄与していく考え。