Liebherr(リープヘル):2018年12月7日発表
・SLGS-風の中のローターブレードを安定させるsingle-line guiding system (シングルライン誘導システム)
・地上の人員、車両またはウインチはロープブレードをロープに保持する必要がなくなり、安全性が向上し、プロセスに必要なスペースが削減
・この新しいシステムは、LR 1750/2およびLG 1750格子ブームクレーンで利用可能
長いローターブレードを風に安定させるために、ロープを使用してブレードを制御するために、ヘルパーは車両と、場合によってはロープ・ウインチを使って地面で使用されなければならなかった。ロープが十分に低い角度で張られている場合にのみ必要な力が発生するため、これには大量のスペースが必要である。
■テクニカルデザイン
SGLSシングルライン誘導システムは、負荷に面する側の主ブームに取り付けられるシステムである。ロープはブームヘッドの上部に固定され、ピボットセクション内のロープ・ウインチを使用して緊張される。
Liebherrのシングルライン誘導システムは、さまざまなメーカーのローターブレードヨークに使用できる。クレーンオペレーターは、低コストでLR 1750/2およびLG 1750クレーンの新しいSXシステムを含む既存のすべての風力発電ブームシステムにSLGSを後付けすることができる。張力調整ウインチはラフジップ調整ウインチおよび既存の油圧システム 使用されている。電気システムとソフトウェアのみが追加される。
キャプション:
画像上:Liebherrのシングルライン案内システムは、ロータブレードのヨークとブレードを風に安定させる。
画像中:完璧な角度 – メインブームによるブレードの水平方向の力の適用は、ブレード設置中の負荷制御を大幅に改善する。
画像下:ヨークをシングルラインガイドシステムに取り付けるのは簡単。