日立造船は12月7日、100%子会社である浅野環境ソリューション(東京都台東区、伊藤 淳一社長)と、同じく100%子会社であるアタカメンテナンス(東京都台東区、小川 暢也社長)の2社を2019年4月1日付で合併することを決定したと発表した。合併後の新社名は「浅野アタカ株式会社(仮称)」で、浅野が存続会社となる。
小規模の各種水処理施設の分野において、浅野はEPC(調達・設計・建設)とAOM(アフターサービス・運転・メンテナンス)を、アタカはO&M(運転・メンテナンス)を事業領域としてきた。両社が培ってきたリソースやノウハウを融合したシナジー効果により、EPCからAOMまで一貫して請け負える小規模の水処理施設の総合メーカーとしての地位の確立を目指す。
■合併後の会社の概要
会社名:浅野アタカ株式会社(仮称)
所在地:未定(東京都内を予定)
資本金:1億円
従業員数:約570名
事業内容:各種水処理施設(し尿・汚泥再生処理施設、上下水処理施設、一般廃棄物最終処分場など)のEPC、AOM
合併年月日:2019年4月1日
*会社名、所在地、代表者は調整中につき決まり次第、別途発表する。
日立造船グループは、「エネルギー」と「水」の環境分野をコア事業領域としており、循環型社会実現に向けたソリューションプロバイダーを目指している。