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日本信号、バングラデシュ・ダッカMRTで信号システムなど一式受注

 日本信号は12月6日、インド・ムンバイに本社を持つL&T社(Larsen&Toubro Limited)より、ダッカ都市交通公社(DMTC-Dhaka Mass Transit Company Limited)発注のダッカMRT(Mass Rapid Transit)6号線のうち、信号システム、AFCシステム及びPSDシステム一式を受注したと発表した(*)。

 L&T社は、丸紅と共同でDMTCから同MRT6号線の鉄道システム一括納入プロジェクトを受注している。

 バングラデシュの首都ダッカは、人口約1,500万人を擁する世界有数のメガシティだが、急激な成長にインフラ整備が追い付いておらず、慢性的な交通渋滞や大気汚染の解消が喫緊の課題となっている。

 MRT6号線は、日本の政府開発援助(ODA)を活用した同国初のMRTとして、ダッカ市内の交通渋滞を緩和し、人とモノの流れをスムーズにすることが期待されている。この路線は、総距離19.8km駅数16駅で構成されている。

 受注した案件は、日本信号にとってバングラデシュ市場初めての受注であり、PSDシステムの初の海外展開となる。日本信号は約90年の歴史の中で培ってきた「安全と信頼」の技術をベースに、インドやその他海外諸国で積み上げた経験を活かし、バングラデシュの快適で安全な街づくりに貢献していくとしている。

■日本信号は以下のシステムを担当

・信号システム:運行管理装置、電子連動装置、自動列車防護装置(SPARCS/日本信号製CBTC)等

・AFCシステム:券売機、改札機、窓口処理機、駅コンピューター、中央コンピューター等

・PSDシステム:腰高式ホームドア、中央インターフェース盤、制御盤等

(*)AFCは Automatic Fare Collection、PSDは Platform Screen Door の略

 ニュースリリース

 

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