「M-Senko Logistic物流センター」は、物流大手のセンコーと、タイの大手外食チェーンであるMKレストランなどが出資する合弁会社M-Senkoが、バンコクの商業地区として注目を集めるバンナ地区に建設する、常温、冷蔵、冷凍の3温度に対応する物流拠点。
タイでは現在、経済発展に伴う外食産業の需要拡大、また冷凍食品の輸出の伸びにともない、コールドチェーンが拡大していることから、冷蔵冷凍倉庫のニーズが高まっている。総床面積が同国で最大級となる同物流センターは、同国最大手の外食チェーンであるMK レストラングループのセントラルキッチンに隣接しており、同社がタイ全土で展開する約650店舗の物流ネットワークを、日本のノウハウを活かした効率的で高品質な保管・配送体制によって支える設備となる。
受注した物流設備は、0~4℃帯、-25℃帯で稼働する冷蔵冷凍自動倉庫をはじめとした各設備から構成されており、物流センターの効率化、省人化に貢献する。
日本における冷蔵冷凍自動倉庫の市場でトップクラスのシェアを持つIHIグループは、その豊富な実績を通して培った技術を活かして、今後も経済成長が見込まれるタイのコールドチェーン発展に貢献していくとしている。
<IHIAPT概要>
社名:IHI ASIA PACIFIC (Thailand) Co. Ltd.
所在地:タイ バンコク
資本金:120百万THB
設立:2014年
従業員:57人
事業内容:製品販売、メンテナンス・エンジニアリングサービス支援
<ILM概要>
社名:IHI物流産業システム
所在地:東京都江東区
資本金:1,000百万円
設立:1984年
従業員:609人
事業内容:物流機器、FA機器ならびに産業機械に関する販売、設計、制作、 調達、建設、据付工事、改造修理ならびに機器、部品の整備および メンテナンスサービス