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スギノマシン、クローラ式小型作業ロボットを開発

 産業機械メーカーの㈱スギノマシン(本社:富山県魚津市)は11月20日、原子力発電所の廃炉作業などに向けた、ロボットアームを搭載したクローラ式小型作業用ロボットを新たに開発したと発表した。国産で、量産用のロボットアーム搭載クローラ式小型作業用ロボットは初となる。

 福島原子力発電所の廃炉に向けて様々な遠隔装置が求められる中、特に、重機が進入できない狭隘部で作業が行えるロボットが求められている。そこで、スギノマシンがこれまで開発・納入してきたロボット技術を応用して、重作業を想定した自走式小型ロボットを開発した。

 スギノマシンは、原子力発電所の保守・保全機器をこれまで長年にわたり扱ってきた。福島原子力発電所の事故から8年近くが経とうとしているが、廃炉への道のりは長く、技術的に解決しなければならない課題は山積している。スギノマシンは、これまで培った原子力発電所への知見や、ロボットをはじめとするコア技術を応用して、廃炉作業への貢献ならびに、安心・安全な社会の実現に向けて尽力していくとしている。

 詳細は、ニュースリリース

 

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