売上高のうち国内は、新商品を投入した田植機や作業機・補修用部品・修理収入が好調に推移したが、トラクタの減少や施設工事の受注減少などにより、前年同期比0.5%減の939億円となった。海外は、取引条件変更が一巡した北米の増収、欧州におけるヰセキフランス社の増収はあるものの、中国の田植機やタイのトラクタでの現地在庫調整による出荷減少などにより、同3.5%減の252億86百万円となった。
2018年12月期連結業績は、第3四半期の業績と足もとの受注状況を踏まえ、前回(8月8日)予想を修正した。売上高1,550億円(前期比2.1%減)、営業利益32億円(同19.1%減)、経常利益26億円(同38.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益14億円(同50.1%減)となる見通し。
なお、為替レートは、1米ドル=110円、1ユーロ=130円を前提としている。