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アイダエンジニアリング、4~9月売上は23.1%増の403億円、通期見通しは5.6%増の780億円

 アイダエンジニアリングが11月13日に発表した2019年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、売上高は、米州以外での自動車関連向けプレス機械売上の増加や日本リライアンス㈱等の新規連結効果等により、40,311百万円(前年同期比23.1%増)となった。利益面では、原価率の上昇等により営業利益が2,334百万円(同18.9%減)となり、経常利益は為替差損益の改善影響等により2,651百万円(同6.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,735百万円(同11.0%減)となった。

 また、受注高は、自動車関連向けプレス機械の堅調な受注と日本リライアンス㈱の新規連結効果により、44,081百万円(前年同期比0.3%増)となり、受注残高は63,090百万円(前年度末比6.4%増)となった。

 アイダエンジニアリング2019年3月期第2四半期データ

 4~9月期における世界経済については、先進国、新興国ともに景気拡大局面が続き、国内経済も、個人消費や企業業績が堅調で穏やかに回復している状況だが、主要国における景気減速懸念、貿易摩擦、金融環境の引き締まり、地政学的緊張等、世界経済の成長に対する下振れリスクが高まっている状況。鍛圧機械製造業界は、国内、海外ともに受注が増加し、4~9月期の受注は前年同期比26.6%増の97,887百万円(一般社団法人日本鍛圧機械工業会プレス系機械受注額)となった。

■セグメント業績

 なお、第1四半期より報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較している。

<日 本> 自動車関連向けプレス機械の売上増加や日本リライアンス㈱等の新規連結の影響等により、売上高は25,840百万円(前年同期比24.2%増)となったものの、セグメント利益は原価率の上昇等の影響により、1,029百万円(同25.6%減)となった。

<中 国:> 自動車関連向けプレス機械、サービスの売上増加により、売上高は6,033百万円(前年同期比47.5%増)となり、セグメント利益は増収の影響により312百万円(同169.9%増)となった。

<アジア> 自動車関連向けプレス機械の売上増加により、売上高は4,615百万円(前年同期比12.4%増)となったものの、セグメント利益は原価率の上昇等により555百万円(同35.1%減)となった。

<米 州> 自動車関連向けプレス機械、サービスの売上減少等により、売上高は8,547百万円(前年同期比8.5%減)となり、セグメント利益は減収及び原価率の上昇等により367百万円(同47.4%減)となった。

<欧 州> 自動車関連向け中・大型プレス機械の工事進行基準売上増加等により、売上高は7,442百万円(前年同期比25.0%増)となったものの、セグメント損益は原価率の上昇等により41百万円の損失(前年同期は64百万円のセグメント利益)となった。

■2019年3月期の見通し

 売上高780億円(前期比5.6%増)、営業利益62億50百万円(同1.0%減)、経常利益66億円(同11.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益49億円(同2.4%増)の見通し。

 アイダエンジニアリングの2019年3月期第2四半期決算短信

 第2四半期決算説明資料

 

 

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