■2018年見込みは21万台近くに
これにより、1~10月の累計販売台数は、前年同期比52.5%増の171,516台、うち国内は同48.4%増の155,771台、輸出は同109.1%増の15,634台となった。残り2カ月が前年実績(約28,000台)を15%程度の増加であったとしても20万5,000台程度に達し、2011年のピークを超えることは確実。
10月のクラス別国内販売は、大型機1,918台(前年同月比24.7%増)、中型機3,371台(同34.52%増)、小型機8,201台(同46.0%増)。
現在、中国政府による積極的な財政政策はインフラ投資を直接促進している。設備投資は底を打ち、マクロ経済政策は厳しいものとなっているが、インフラ投資は続くと期待されており、一部メーカーでは2019年も高水準が続くとの見方がある。長期的には、更新需要が主体だが、建設機械メーカーの経営状況が改善され、操業効率の継続的改善と海外進出とにより、中・長期的な見通しも明るいとされているようだ。以下は、1~8月の推定シェア。