同ワイナリーでは、「シャトー・メルシャン」のアイコンシリーズ「同 椀子オムニス」を始めとする「椀子ヴィンヤード」産ブドウを使ったワイン6種類や、「同 北信左岸シャルドネ リヴァリス」など「北信地区」産ブドウを使ったワイン4種類など、約10種類のワインの製造を、2019年秋より開始する。
同ワイナリーは、約20haの「椀子ヴィンヤード」内に建設する、360度畑に囲まれた“ブドウ栽培からワイン造りまでを公開するブティックワイナリー。ワイナリーには、醸造設備の他にテイスティングやワインを販売する設備を設け、通年で顧客を迎える。
メルシャンは、2003年に上田市丸子地区陣場台地に、「椀子ヴィンヤード」を開園した。以来、上田市や地権者など地元に支えられ、2018年で開園15周年を迎えた。同畑のブドウから造るワインは、2010年の発売以来、国内外のワインコンクールで多数の受賞を重ね、「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード オムニス 2012」が「G7伊勢志摩サミット2016」で提供されるなど、日本を代表するワインとなった。2019年には、上田市として初となるワイナリーをオープンし、上田市のさらなる発展に取り組んでいくとしている。
<「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」概要>
名称:シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー
建設予定地:長野県上田市字一本木152番他17筆
醸造開始(予定):2019年秋
建設内容:ワイナリーおよびセラードア施設
敷地面積:8,852.83㎡
延床面積:1,458.94㎡(鉄骨造2階建)
設計・施工会社:株式会社ヤマウラ(長野県駒ヶ根市)
初年度生産予定数量:約5,000ケース ※720ml×12本換算